以前のエントリ(
「下山家の経済的な困窮」)で、
事件関係ブログの管理人さんに、下山氏に保険金がかけられていた可能性についての非常に面白いコメントをいただきました。そのときには気づきませんでしたが、『資料・下山事件』所収の下山氏の弟T氏の証言によると、当時保険はなにもかけていなかったようです(『資料・下山事件』p574)。警察も早い時期にそれを確認していました。
しかし、昭和25年12月の「女性改造」という雑誌の「下山未亡人の苦悶」という記事によると、遺族には国鉄からの扶助金が出ており、その額は自殺と他殺では違ったようです。
- 2008/04/16(水) |
- 下山事件よしなしごと
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生命保険がらみで奥さんが証言を変えた、ということは
とりあえず選択肢から外れますね。
糸がほぐれては絡み、絡んではほぐれる、
この事件はどこまでいっても、そんな感があります。
- 2008/04/17(木)
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- k_guncontrol #-
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警察も真っ先に保険のことを聞いたらしいですから、保険に入ってなかったことは確かでしょうし、このことは頭からはずしても良いようですね。地味に書いてあるので、昔読んだはずなのですが覚えてませんでした。
- 2008/04/17(木)
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ご教示いただいてありがとうございます。相変わらず、一度読んだはずの資料なのに全然記憶にありませんね……反省します。
しかし、下山総裁のような要人で、しかもまだ学生の子供がいる方が生命保険に一つも加入していないって、現在では考えられない状況ですね。
国鉄から年金か何かは出たんでしょうか。
- 2008/04/18(金)
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- 事件関係ブログ管理人 #mQop/nM.
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私も、一度読んだのにすっかり忘れる現象には悩んでいます。中途半端に覚えていて、どこに書いてあったか忘れるというパターンもあります。
国鉄総裁ほどの地位の高い人が保険に入っていないのですから、当時の平均的な庶民はほとんど加入していなかったのかもしれませんね(ソースなしの憶測)。国鉄からの年金はどうなのでしょうね……私の読んだことのある資料には情報は無かったような気がしますが、記憶に自信が無いので断言するのはやめておきます(笑)。今後情報を見つけたらまたそれをネタに記事でも書いてみます。
- 2008/04/18(金)
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- 管理人 #-
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昭和25年12月の「女性改造」という雑誌の「下山未亡人の苦悶」という記事を見ると、「この事件後、『どうしても他殺だといわないと国鉄から出る扶助金の額が違って来るから他殺だと主張している』とか『既に国鉄では何十万かの殉職金を出してしまったあとなので、今更自殺では具合がわるいから家族に“他殺”を押しつけているのさ』という馬鹿馬鹿しい陰口も聞かれたものだが…」とありました。確かに酷い陰口ですが、それは別として国鉄からの扶助金というのがあり、その金額が自殺と他殺では違うようですね。
- 2008/04/26(土)
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ありがとうございます。やはり国鉄からなにがしか出てはいたんですね。在職中の殉職(事故)扱いと自殺とでは差があるというのも頷けるところです。殉職金が何十万(昭和24年の大卒初任給は3〜4千円程度だったようなので、今で言えば千万円単位でしょうか)出たということで、個人で保険に入らなくても、業務中の死亡については会社が手厚く保護してくれた時代だったのでしょうね。
全然関係ありませんが、私は10年以上前に結構な大企業の人事部に勤務していたことがあります。その頃はまだ、在職中に業務上死亡した社員の子供は1人だけ無条件で入社させる、という不文律がありました(現在も存続しているかどうかは知りません)。日本的と言えば日本的な、企業を疑似家族とみなす文化の産物でしょうか。
- 2008/05/02(金)
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- 事件関係ブログ管理人 #mQop/nM.
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その雑誌に書いてあったのですが、下山氏がお亡くなりになる前も家計は大変だったのが、更に苦しくなったということで、やはり扶助金なしではきつかったと思います。国鉄からの扶助という発想は私は思いつかなかったので、指摘していただいて感謝しております。これを元にひとつ記事を書こうと思いましたが、少しいやらしい問題でもあるので、後でこのエントリに短い文章を付け加えるにとどめることにします。
かつて在職されていた企業人事の不文律は確かに極めて日本的な感じがしますねー。昔ほどでないにしろ、企業は家族、というような考えは日本では他の国に比べて強いんじゃないでしょうか。新人研修でみんなで巨大ドミノ作りとかやるところもあるようですから。
- 2008/05/02(金)
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