下山事件関連の内容は
「アンザッツ・ブルートゥング」で触れたので今回はそれ以外の内容を。
この本では著者が実際に鑑定に関わった事件を含む様々な興味深い事例から、父親は誰かといった話題まで分かり易い言葉で書かれています。著者の考えは、法医学は死因の究明に専心すべきで、血液型鑑定を含む様々な検査は専門機関の検査官が当たるように変わっていくべきだというものです。また、学生時代に古畑氏に国家医学についてどう思うかと訊かれ(国家医学は公衆衛生学と法医学を合わせた概念で、古畑氏は著書等でよく言及していたようです)、権力に迎合する危険性を率直に述べたら激怒されたりしたときのことなど、いろいろと面白いエピソードも知ることができます。
- 2008/03/26(水) |
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