下山事件自殺説紹介ブログ

他殺説に比べ情報が手に入りにくい自殺説の紹介をします。

はじめに

 ようこそいらっしゃいました。ここは昭和24年に起きた、いわゆる「下山事件」に関するブログです。ここに訪れた皆さんはもうご存知の方が多いと思いますが、下山事件には自殺説と他殺説とがあり、事件発生から半世紀以上が経った今でも決着はついていません。それが「戦後史最大の謎」と呼ばれたり、三鷹事件、松川事件とともに「国鉄の戦後三大ミステリー」と呼ばれるゆえんでもあります。

 まず初めに当ブログ管理人の立場を述べますと、他殺説に妥当性はないと考えています。ただ、「絶対に自殺だ!」という考えとは少し違います。「他殺だったかもしれないが、他殺説を展開するに足る説得力のある材料はほとんどない」という立場です。

 管理人が初めて読んだ下山事件関係の書籍は松本清張著 『日本の黒い霧』でした。これでとっかかりを作り、矢田喜美雄著 『謀殺 下山事件』へと進みましたが、その頃には自殺より他殺の可能性のほうがやや高いと考えていました。しかし、『謀殺 下山事件』の解説で和多田進氏はこう書いていました。「『下山事件全研究』は私たち「他殺論」者にとって必ずしも反論が容易な一冊とは言い難い」、と。「反論し難い? 死体に血が少なかったことや、線路の血痕はどう考えても自殺じゃ説明できないんじゃないのか?」 こんな思いで『下山事件全研究』を古書店で手に入れ、読み始めたのです。そして今は上に書いた結論に至っています。

 『下山事件全研究』を始めとした自殺説の本を探しながら感じたのは、「自殺説の情報は他殺説のそれに比べて非常に手に入れにくい」ということでした。自殺説の代表的な書籍というと、今述べた佐藤一著 『下山事件全研究』(時事通信社)をはじめ、平正一著 『生体れき断』(毎日学生出版社)、関口由三著 『真実を追う』(産経新聞社)などがあります。これらは全て絶版です。資料的価値の高い下山事件研究会編 『資料・下山事件』(みすず書房)もやはり絶版になっています。読むには図書館か古書店を回らなければなりませんし、必ずしも簡単に見つけられるわけでもありません。しかも古書店は今では入手しにくいこれらの書籍に高い値をつけることがしばしばです。下山事件を客観的に見るためには、自殺説と他殺説の両方を知ることが大切だと管理者は思っていますが、このような理由で自殺説にはなかなかアクセスできなくなっています。どちらかの説を支持したり、否定するという行為は、本来その両方をよく知っていなければできない行為なはずですが、下山事件に関してはどうも事情は異なるように思われます。ならば自殺説の簡単な紹介を自分でWeb上に作ってしまえばいいではないか、ということで生まれたのがこのブログです。

 もちろん自殺説をよく知るには、上に挙げた書籍に直接あたってみるのが言うまでもなくベストです。ここでご覧になれるのは、自殺説の「受け売り」もしくは「劣化コピー」に過ぎません。しかも管理人の力量を考慮すると、情報として相当劣化しているはずです。しかし、劣化コピーは劣化コピーなりに、自殺説の書籍が手に入りにくい状況では、いくばくかの存在価値もあるのではないかと考えます。

 なお、事件の詳細および当時の社会情勢などのイントロダクション的なものは、他のサイトや書籍で詳しく知ることができますので、ここでは割愛します。事件の関係者の氏名は、下山定則総裁をはじめとする国鉄幹部、GHQ・政府関係者、警察関係者、法医学者、新聞記者、下山事件関連書籍の著者、下山事件研究会のメンバー、他殺関係情報提供者、当時の著名人等を除いて基本的にイニシャルで表記します(目撃者や確固たる証拠もなく犯人扱いされている人はイニシャル表記するということです)。原著で氏名が書かれていてもこのブログで引用するときにはイニシャル表記をします。

 管理人への連絡は、deldelstone★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)までお願いいたします。お返事は遅くなったり、もしくはできない可能性もございます。ご了承くださいませ。
  1. 2007/12/09(日) |
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